04 10月

Workshop Report 2015/10/3


10月3日に今年8回目のプログラミング・ワークショップを開催しました。
参加したのは小学生4名と農工大の学生スタッフ2名です。


小学4年生と5年生の子ども達は Google Blockly を使ったビジュアルプログラミングで条件分岐やループの考え方を学んだよ。
Blockly は考えたことをすぐコンピュータで実行でき、遊びながらアルゴリズムを学べるよい教材だと思う。

code.org 2015-10-04 10.30.40

codecademy 2015-10-04 10.31.02

Blockly を卒業した小学6年生の子ども達は、Javascript を使ったプログラミング学習を始めたよ。Codecademy を教材にしたので問題が全て英語だったけど、大学生のお兄ちゃんに翻訳してもらうと自分で解いていった。
変数の考えかたはまだ小学校では教えないんだけど、ちゃんと理解して予想以上に進むことができた。

黒い画面にひるまずチャレンジできたね。


今回のアクティビティは。あらかじめ4×4マスのなかに黒で塗られている図を再現するような命令文を作ること。友達が考えた命令文の間違いをお互いにチェックしてみた。これをデバッグというんだよ。

面白かったのは与えられた命令以外にオリジナルの命令を作って命令文を簡略化したこと。その発想、なかなかのもんだね。

activity 2015-10-04 10.50.02


これまでのワークショップはマイコンを使っての体験学習でしたが、今回のワークショップからしばらくプログラミングの基礎に集中してみようと思います。最初はビジュアルプログラミングで感覚を掴み、それから一般のプログラミング言語を使った学習に進んでいくことになります。

今年はあと3回のワークショップを予定しています。既に3回以上体験している子ども達はコンピュータサイエンスの世界に興味を持ち始めています。その子ども達がリーダーとなりミニプロジェクトでモノ作リしていくことが来年の目標です。

また会いましょう。
Happy hacking 😉